ぶくログ

備忘録

俺たちの冒険記は始まったばかりどころではない

今日はこれ!

 

ソロ神官のVRMMO冒険記 ~どこから見ても狂戦士です本当にありがとうございました~ 1

(ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

長髪の白い神官さんが敵に血を流させて愉しんでいらっしゃる漫画です。

 

これ1って書いてあるんですよ。

2021年5月に発売されているんです。

今2022年7月です。

2巻、ありません……。

どうしてこうなっちゃったの?

 

お話としては、あまりにも物語の序盤すぎて何とも言えないかな、という感じです。

私個人の好みとして、一見して綺麗な顔の兄ちゃんが倫理捨てた表情見せるという癖にブッ刺さりました。現実では倫理も道徳も大事ですけど、だからこそフィクションで狂っている人間が輝いて見えるんだなあ……。

 

主人公は素性のよくわからない人物です。

(戦闘狂だということは間違いないですが)

幼馴染2人の面倒を見て、家の家事も担当しているので、そのあたりは器用な人だなという感じ。仕事は何をしているのか、そもそも社会人なのか?というのも描写がないので、本当にどんな人物かわからない。

戦闘慣れしているみたいなので、実は武芸の道の方なのかもしれない。わからない。

でもですね、よくわからない人だからこそ,VRMMO内で「狂っている」様がより際立つのかもしれません。戦闘狂のヤバい神官プレイが主人公の、ひいては作品の特色なのだとすぐに理解できるわけです。

 

ストーリー的にはインパクトのあるイベントは少なかったかな、と思います。

やっぱりこの作品は、主人公の狂戦士神官っぷりを楽しむための物と考える方がしっくり来ます。

狙った作画かは不明ですが、主人公のお顔がですね,真面目そうな好青年モード、狂戦士モード、目つき悪いモードと大まかに3種類くらいあると感じました。悪い顔(後ろ2つ)はゲーム内だけかな? と思いきや、目つき悪モードは現実でもしっかりと見せてくれます。

ゲーム内でも顔つきは変わらないという設定があるんですけど、こうやって見せるのか…!というちょっとした感動がありましたね。

恋愛要素はちょっぴりあるんですけど、マジで添え物です。気にしなくていいレベル。

少なくとも1巻で終わってしまっている現状では気にしなくていい。もっと狂気の方を感じろ。

 

1巻の終わりまで基本的にソロ神官の狂戦士プレイ鑑賞会です。

そして鑑賞者は我々(読者)だけ……と思いきや、なんとそこには怪しい2人組の影が……!

一体何者なんだ!?敵か!?味方か!?

新たな登場人物で新たな物語の予感!というところで1巻は終わります。

引きが上手いね。上手かったんです。

2巻が発売されてさえいれば即Kindleでポチってました。

まあ売ってないんです。一応巻末に次巻の予告は載っているんですが、「※発売日は未定です」という無慈悲な神の言葉に打ちのめされるしかない。つらい。

 

ストーリーよりも大切な、己の性癖に刺さること。これを突破しておいて、こんな、こんな仕打ち!許せない!はやく2巻出してください!!

 

お願いします!!!!