ここが理想郷…てこと…
はいドン!
シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~(1) (週刊少年マガジンコミックス) 硬梨菜 https://www.amazon.co.jp/dp/B08KQ4TPMY/ref=cm_sw_r_li_awdo_W0NVVWQYV9DA3QXE2K9Q
今日はこれ!
当ブログはアフィサイトではないので、リンクを貼っても収益は出ません。
でももう、タイトル書くのが面倒くさいから……これからはKindleにあるやつとかはこの形式でいこうかな、と思います。
Amazon便利。共有で書籍名がちゃんと出ます。
Amazonはマジで便利なんですが、今回この漫画を見つけたのはピッコマのオススメからです。
ピッコマ→ https://piccoma.com/web/
原作のweb小説版
https://ncode.syosetu.com/n6169dz/
は前に「VRMMOものおすすめまとめ」みたいなサイトで知っていたんですが、積読状態でほとんど読めていませんでした。
小説読むのもまあまあ速い方だとは思うんですけど、漫画のが楽!いちいち画にする必要がないので、めっちゃスルスル読めます。すげえや。
ピッコマでファンタジー漫画を探していたら、いたんですよ。『シャングリラ・フロンティア』がね……!
お前漫画版あったんか〜い!と思いながら速攻で試し読みいたしました。
なんと今、ピッコマでもKindleでも期間限定で1巻無料で読めてしまいます。これが運命力。
で、1巻読みまして。
小説版から若干の描写が省かれているのは感じたんですが、まあ無くても支障ないかな?という部分を割愛している気がしました。
漫画としてまとめるの、めっちゃ上手いやん……
これがコミカライズの力なのか〜!と感心してしまいました。
絵になって分かりやすい云々は先述した通りで、更に言うなら人間だけでなくモンスターも可愛いからカッコいいまでしっかり描き分けされています。
なおかつ背景やアイテムなんかもしっかりと描写されていて、見応えがあります。
お弁当のから揚げがいくら美味しくても、お弁当箱がスッカスカの状態だとなんだか味気ないと思います。でも、この漫画は例えるなら、中身がぎっしり詰まったから揚げ弁当です。満足感を得られるだけのクオリティがそこにあります。
ストーリーはタイトル通り、クソゲー好きな主人公が「シャングリラ・フロンティア」というゲームをプレイするお話です。
クソゲーマニアといえど、主人公のクソゲーのクソをいかし、努力し、全力で楽しんでいると思います。
途中、「シャングリラ」以外の他ゲームでのお話も出てきますが、それらが「シャングリラ」にも関係してきたり、主人公のクソゲーに対する思いなんかを知ることができたりと、見所があります。「シャングリラ」の話じゃねえのか〜、なんて読みとばすのは無しでよろしくお願いします。(そんなことをする人がいるかはわからない)
そして主人公、基本スタイルが1巻〜9巻で鳥の被り面にズボンという半裸スタイルです。シュールな絵面なんですけど、決めるところを決めてるときとかは……なんか…普通にカッコいい…。
コミカライズだからこそ、主人公の変な格好を常に見させられるわけですが、コミカライズだからこそ、このカッコいい主人公も見られるわけです。は〜ん、恐れ入ります。担当作家さんの素晴らしい技量を感じます。
(もちろん、原作の描き方がカッコいいというのもあると思います)
本当に全体のテンポも良いと感じます。
VRMMOゲームあるある、みたいなのは少なめかもしれません。少年漫画みたいな展開が楽しみたい人の方が楽しめるのかな。
努力と成長はもちろんのこと、仲間が増えていくのもそれっぽい。
クラン運営とか、ハーレムとか、そういう感じはありません。恋愛はある。主人公からはないけど……ないんだよ……サイガ-0さん、頑張ってね!!!オタクは応援してる!!微笑ましいよ!
あとは、メインのゲーム以外の話が出てくるのも、中弛みを軽減させているのかもしれない。
「あっちのゲームでこんなことがあってさ…」程度の触れ方ではなく、ガッツリ他ゲームで遊んでいるお話で1話使う感じ。なんと戦闘シーンもあります!
そんなこともあり、「シャングリラというゲーム」のお話というよりは「クソゲーハンターの少年」のお話なんだな、と感じます。
今まで読んだことのないタイプのVRMMOモノで、すごく楽しい。
主人公がアグレッシブに動く戦闘が多いし、所々で顔を見せる世界の謎も少しずつ情報開示されていくので目を離せません。
ただ読むだけじゃなく、考えながら読むことも出来ますね。作中で考察専門クランが出てくるんですけど、私もその一員になりたいなと思いました。
そして気になる10巻はなんと2022年9月16日(金)発売!コミックスに予告収録!
完璧だ!続刊が確実に用意されている喜び!きみたちも一緒に噛み締めよう!
じゃあまたな!